2007年11月


NO.002号('07年9月分) ~'06年の国別貿易動向~

 ■1.最新月の概況(主要五カ国)

9月は-21%減も実質前年比並、米国から170万ドル相当の小麦
DPRKの最新('07年9月)の輸出入合計額(対主要5カ国計)は前年比-21%減であった。
しかし、最も減少額が大きかった韓国は、支援物資の月別変動によるものである。
これを除けば、9月の主要5ヶ国総額は昨年並みの水準となっている。
対中国は前年比で輸出入合計で27%増だった。
タイからの輸入も前年比約2.5倍に増えている。
米国の通関統計によると、対朝鮮向けの取引が今年初めて計上されている。
数量にして約7トン、金額にして170万ドル相当の小麦が輸出された。
その他、中国からは40万トンの原油が輸入されている。

2007年9
月の主要五カ国との貿易統計は以下のとおり。 (Value = Million USD)                                
                                                                                                                                           
No.
Country
Current Month (2007/09)
Year to Date (2007/1~9)
DPRK's export
DPRK's import
Total
DPRK's export
DPRK's import
Total
Value
Inc
Value
Inc
Value
Inc
Value
Inc
Value
Inc
Value
Inc
1
China
51 13% 143 33% 193 27% 438 34% 1,005 12% 1,442 18%
2
S Korea
65 14% 107 -58% 172 -45%
528
41%
699
-2% 1,227 13%
3
Thailand
3 -64% 25 245% 28 82% 32 -80% 124 -32% 156 -54%
4
Brazil
8 -11% 6 -8% 13 -10% 73 9% 94 114% 167 50%
5
Japan
0 -100% 0.9 -80% 1 -95% 0 -100% 7 -84% 7 -94%
Total
126 -5% 282 -26% 408 -21% 1,071 7% 1,928 3% 2,999 4%
※出所:各国税関統計

 
■2. トピックス  ~ 2006年の国別貿易動向 ~
中韓でシェア55%,インド急増,日本は激減
DPRKの主要な貿易相手国は,2005年に続き中国と韓国が圧倒的なシェアを占める。
中国が全体の30%,韓国が24%と,両国で全体の半分以上を占めた。
中国は5年連続の首位であり前年比7%増と堅調に伸びている。
韓国は人道支援物資の輸出や,開城工業団地への輸出入が増加し,前年比28%の成長を記録した。
2006年はインドが第3位に急浮上しており,前年比で約5億5000万ドル増と国別で最大の伸びを記録した。
第4位のタイも前年比17%増と順調に伸びており,第7位のブラジルも同11%増と堅調だ。
イエメン(第5位),ロシア(第6位),カタール(第8位)はDPRKによる石油の輸入がほとんどを占める。
そのほか,南アフリカも前年比約6000万ドル増と急浮上している。
日本は近年,急激にシェアを下げており,2006年は7300万ドル減と国別で最大の下げ幅を記録した。
DPRKの国別貿易シェアは以下のとおり。 (Value = Million USD)
   
Rank
Country
Value 
2005
2006
Total
4,598 5,597
1
China 
1,581 1,699
2
R Korea 
1,056 1,350
3
India 
46 601
4
Thailand 
339 398
5
Yemen 
2 216
6
Russia 
231 211
7
Brazil 
138 152
8
Qatar 
201 146
9
Japan 
195 121
10
SouthAfirca 
9 68
※出所:朝鮮貿易年報2007

国別のシェアは以下のとおり(グラフ)

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